10月6日(木)22時に、最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の最新紹介映像「パルデア地方冒険ガイド篇」が公開されました。
今回の映像は今までのおさらい的な要素が多く、新情報はそこまで多くはありませんでしたが、解禁された新情報を公式サイトの内容も見ながら、まとめて確認してきましょう!
野生のテラスタルポケモン
特殊なテラスタイプをもつポケモンについては、テラレイドバトルでゲットすることができる、ということがわかっていました。
今回の映像で、テラレイドバトル以外でも、野生のポケモンとしても遭遇することができ、ゲットできるということが判明しました。
映像内では、光り輝くプリンが野生で出現しており、バトルに入るとみずテラスタイプにテラスタルしています。
野生のテラスタルポケモンは、一定ダメージを与えることでテラスタル状態がとけて、ボールで捕まえることができるようになります。
なお、テラスタイプは、ステータス画面で通常のタイプと同様に確認することができるようです。
テラスタイプは全ポケモンに全18種類存在
テラスタイプの正確な仕様については、今まで言及されていませんでしたが、「全てのポケモンに、全18種類のテラスタイプが存在する」ということが、今回の映像でさらっと発表されました。
ストーリーを進める上では、様々なテラスタイプのポケモンに出会うことができるのは非常に楽しみですが、バトルガチ勢の方々からすると、厳選の方法次第ではかなり時間がかかる可能性もでてきたのではないでしょうか
わざマシンを作る装置「わざマシンマシン」
ポケモンにわざを覚えさせることができる道具、わざマシン。
今までは冒険の中で拾ったりジムリーダーから手に入れることができ、また作品によっては消費型であったり、何度も使えるようになったりしてきました。
前作「ポケットモンスター ソード・シールド」では、何度も使えるわざマシンの他に、消費型のわざレコードというものが登場したりと、その仕様は今までも大きく変わってきていました。
そして本作のわざマシンは消費型で、全てのポケモンセンターに常設されている装置「わざマシンマシン」で、わざマシンを自分で作ることができるようになります。
わざマシンは、「LP(リーグペイ)」と「ポケモンのおとしもの」を使って作ることができます。
「LP(リーグペイ)」とは、物語を進めたり、ポケモンのおとしものと交換することで手に入るポイントです。
また、「ポケモンのおとしもの」は、野生のポケモンがバトルの後にうっかり落としていくことがあるアイテムです。
作ることができるわざマシンのラインナップは、冒険を進めるにつれて増えていきます。
わざマシンは消費型なので一回使うとなくなってしまいますが、必要な「LP(リーグペイ)」と材料となる「ポケモンのおとしもの」があれば、何度でも作ることができます。
新しいポケモン
リキキリン
分類 | くびながポケモン |
タイプ | ノーマル・エスパー |
高さ | 3.2m |
重さ | 160.0kg |
特性 | はんすう/テイルアーマー |
「リキキリン」は、「ポケットモンスター 金・銀」で初登場したポケモン「キリンリキ」の進化系です。
1999年の登場以降、実に23年の時を超えてついに進化が実装されました。
本体の頭としっぽの頭が一体化
本体の頭としっぽの頭が進化することで一体化。
2つの脳が太い神経で接続された結果、エスパーエネルギーが増幅されています。
頭の角からエスパー波を放射して、常に周囲を警戒しているので、瞬時に危険を察することができますが、脳の処理速度に体が追いつかない時もあるようです。
攻守を兼ね備えるしっぽの
本体の頭は、分厚く頑丈なしっぽの頭がしっかりと保護しています。
しっぽの頭は口を閉じることができ、閉じた状態になると、首を振り回して、激しい物理攻撃を繰り出します。
その威力は岩盤を粉砕し、鉄骨をひしゃげさせるほどだと言われています。
上記設定から、「リキキリン」は物理タイプのアタッカーになるのでしょうか?
新特性「はんすう」
新特性「はんすう」は、きのみを食べると、次のターンの終了時に、もう一度同じきのみを食べることができる特性です。
もう一度食べる際は、強制的に発動しそうなので、使い方にはテクニックが必要になりそうです。
新特性「テイルアーマー」
新特性「テイルアーマー」は、相手のポケモンが先制技を出せなくなる特性です。
これは、「ハギギシリ」が持っている特性「ビビッドボディ」によく似た特性となっています。
新しい技
くさわけ
新しい技「くさわけ」は、くさタイプの技で、攻撃のあと自身のすばやさを1段階上げる効果が発動します。
くさタイプ版の「ニトロチャージ」のような技だと考えると、威力は40~50ぐらいでしょうか?
また、「ウソッキー」が使ってることから、物理タイプの攻撃の可能性が高いです。
細部までこだわることができるキャラメイク
今作のキャラメイクの様子が映像で公開され、非常に細部まで調整可能であることが判明しました。
まず、髪については、前作同様、髪型とヘアカラーを変えることができるようです。
また、本作では目の形・瞳の色・まつげメイクをはじめ、ほくろやそばかすなど、顔の様々な部分をメイクチェンジすることができるようです。
髪型もメイクチェンジも、シークバーを見る限り、相当数ありそうですので、かなりの組み合わせパターンがあることが予想されます。
また、映像の主人公は恐らく男の子に見えますが、かなり中性的な見た目にしたりと、雰囲気を大きく変えることができています。
昨今の世情もありつつ、男女の境界があまりない、ユーザーごとの個性が反映されるキャラメイクになりそうです。
なお、映像からもわかるように、キャラメイクは冒険を始めたあとでも、好きな時に変更することができるようなのは、うれしいポイントですね。
カメラアプリ
「カメラアプリ」を使うことで、ゲーム内の様々なシチュエーションで撮影することができます。
また、通常のカメラのようなスタイルの他に、自撮りスタイルでの撮影も可能です。
撮影した写真は、プロフィールに設定することができるとのことで、こちらも個性が出てくるおもしろい機能になりそうですね!
ピクニック
ポケモンたちと仲良くなれる
ピクニックをしている間、ポケモンたちは自由気ままに過ごしています。
1匹ずつ話しかけたり、一緒におもちゃで遊んだりすることでコミュニケーションを取り、絆を深めることができます。
ポケモンのタマゴが見つかる
ポケモンたちとピクニックをしていると、ポケモンのタマゴが見つかることがあります。
今までタマゴは、冒険中にもらえることもありましたが、基本的には育て屋さんにポケモンを2匹預けると、預けたポケモンに応じてタマゴが手に入る仕様でした。
もしかしたら本作からは、タマゴはピクニック中に手持ちのポケモンに応じて手に入るものに、大きく変更されているのでしょうか?
ポケモンをキレイにする「ポケモンウォッシュ」
本作では、ポケモンを連れ歩いたりバトルをさせたりすると、汚れたり、濡れたりすることがあります。
ピクニックで「ポケモンウォッシュ」をしてあげることで、ポケモンがきれいになるだけでなく、体力が回復したり、より絆を深めることができます。
道端の泥がついたり、吹雪く場所や砂嵐が発生しているところを歩けば、雪や砂で汚れがつきます。
このような天候や環境による汚れのほか、ポケモンバトルを繰り返してダメージを負っていくと、汚れてきてしまいます。
泡立てたスポンジとシャワーでポケモンをよく洗って、労ってあげましょう。
サンドイッチを作って食べて冒険に有利な効果が発動
ピクニックでは、さまざまなサンドウィッチを作ることができます。
サンドウィッチを作る時は、まず「具材」「味付け」「ピック」を決めましょう。
準備ができたら具材をつかんで、パンの上にバランスよく乗せていきます。
上手に積み上げないと、パンから落ちたり、具材が崩れたりとアクシデントが起きることもありますが、偶然とんでもない逸品が出来上がるかもしれません。
サンドウィッチを食べると、ポケモンの体力が回復するだけでなく、冒険に役立つ嬉しい効果を得られることもあります。
その他
バトルなしでポケモンを捕まえられる機能はないかも?
「レッツゴー」によるオートバトル機能が新たに追加された本作ですが、「Pokémon LEGENDS アルセウス」のようにバトルせずにポケモンを捕まえられる機能は、今のところ公開されておりません。
「Pokémon LEGENDS アルセウス」では非常に好評な機能でしたから、その勢いのままに、ナンバリングタイトルへの実装が期待されていますが、映像を見る限り、やはりナンバリングタイトルでの実装は流石にないのかもしれません。
「ねむる」が弱体化?
「ねむる」は初代からある技ですが、このPPが10から5に減少していることが、公式サイトの画像でしれっと発覚しています。
「ねむる」を使ってバトルで活躍していたポケモンたちへの影響が気になるところですね。